背中の筋肉と肩コリの関係性

こんにちは。

CPRトレーナーの青木です。


前回の記事で書いた、『肩甲骨の動き』を踏まえながら

今回は背中の筋肉の紹介をしていきます(^o^)


まず筋肉には、表面にある大きな筋肉『表層筋』と

体の奥の方にある小さな筋肉『深層筋』があります。


今回紹介するのは表層筋です!


背中の大きな筋肉といえば、『広背筋』と『僧帽筋』です。


まず広背筋は、下の写真のような筋肉です。    


鍛えると背中が逆三角形になる筋肉ですね。

この筋肉が収縮すると、腕で物を引くような動作になります。

広背筋のトレーニング中、肩がすくんだ状態で行っている方をよく目にします

この筋肉は肩甲骨にも付着しているので肩甲骨が挙上(肩がすくむ)してしまうと、

広背筋が収縮しにくくなるので肩甲骨の下制(肩を下げる)をしっかり意識すると、

刺激が入りやすいです(^O^)



次に僧帽筋です!

僧帽筋は左右合わせるとひし形のような形になる筋肉です。

この筋肉の特徴は、上部、中部、下部で働きが変わるところですね。


僧帽筋による肩甲骨の働きは以下のようになります。

上部:肩甲骨の内転・挙上・上方回旋

中部:肩甲骨の内転

下部:肩甲骨の内転・下制・下方回旋


全て内転動作は入りますが、注目するのは上部と下部の働きです。

上部は肩をすくめ背中を丸めるように働き、下部は肩を下げ胸を反らせるように働きます。


デスクワークが多い方は、仕事中肩が上がりやすく僧帽筋の上部が硬縮し

肩こりに繋がることが多いですね(+_+)


首の斜め後ろにコリがある方は、僧帽筋上部の硬縮が考えられ、

逆の肩を下げる働きの僧帽筋下部が弱化している可能性が高いです。


アプローチとしては、僧帽筋上部のストレッチや下部のトレーニングがありますが、

その他の関節や筋肉が影響していることもあるので

詳しくは実際にボディチェックしてみないと原因を見つけることは難しいです。

CPRではマンツーマンでお客様のボディチェックを行っていますので

しっかりと分析することができます。


近年デスクワークが増えているのでしっかりと自分の身体を分析し、

原因を見つけ出してから肩こり解消への正しいアプローチをしましょう!










0コメント

  • 1000 / 1000